書籍やDVDでメジナ釣りを習得するには限界があります
メジナ釣りをはじめ、クロダイ、シーバス、アオリイカ、ブラックバス、へら鮒、鮎・・・・磯釣り、堤防釣り、ルアー、エギング、湖沼の釣り、清流、渓流など釣りを対象としたジャンルの書籍やDVDはこれまで数多く出版されてきました。
今回は、メジナの釣り方をご紹介していますので、このメジナ釣りを例に挙げさせていただきますと、メジナ釣りでも数多くの書籍やDVDが、世の中のメジナ釣りファンを対象に出版されています。
●メジナの釣り方に特化した名手の書籍
●メジナ釣りの醍醐味を満喫できるDVD動画
●メジナ釣り仕掛けを複数紹介した書籍
●メジナの釣り方をレクチャーした雑誌
●メジナの釣り方を複数紹介した特集記事
メジナ釣りという磯釣りのジャンルは比較的ライトなタックルを使用し、猛烈な引き味を
楽しめ、最も身近に磯釣りの醍醐味を楽しめる釣りのジャンルです。また日本各所に
て釣り場が存在することから、磯釣りのジャンルとしては最もポピュラーな釣りと言える
でしょう。
メジナ釣りの書籍やDVDの落とし穴

メジナ釣りに限らず、釣りという趣味は一種の自己満足度を楽しむものですから、毎回オデコ街道まっしぐらでは、いつかは心が折れてしまいます。もちろんストレスも肥大してしまいます。
メジナ釣りでも、長尺、目方、数量の目標値を達成してこそ満足度が得られ、メジナ釣りってこんなに楽しい釣りなんだと、さらに奥深くメジナ釣りに対しての釣り方や釣り味を追求していくものです。
メジナ釣りは「法則を極める」という終着点がない趣味です!
常に大型を追いかけ、数も追い求めます!
当然ですが、独学では進歩が望めないので、書籍や雑誌、DVDから
知識を習得しようと努力する筈です。
ただ多くのメジナ釣り師は、ここで勘違いをすることに気が付いていません。
それは、書籍やDVDを見たことに対して、釣りが上達した気になっているのです。
申し訳ない言い方をしますが、ズバリ勘違いの場合が多々あります!
書籍には文章説明の他、イラストにて図解説明を追加して、釣り方や仕掛けの作成方法
を紹介しているので一見、釣り方を習得したかのような錯覚に陥ります。
熟読したのだからもうこれで完璧!と思い込んでしまうのです。
しかしここが書籍の落とし穴!
あなたは実際に書籍を読んだあとに○○釣法なる釣り方を
実行してみたことがありませんか?
書籍に書いてあった通りの完璧な釣り方が実行できたでしょうか?
おそらく、書籍に掲載されていた釣り方を頭の中で、自己流にイメージしながら実行した為、失敗に終わったのではないでしょうか。わたしは書籍に掲載されている釣り方では動き(アクション)の箇所がどうも上手くイメージできないことから、思い描くような釣り方がいつも出来ません。
文章で表現されているものは実際やってみると上手くはいかないのです。
書籍を読むことで知識は吸収できるのですが、習得するまでには至りません。どうも書籍を読んで知識を得たことを、メジナの釣り方が上手くなったと勘違いしてしまっているようです。